独自創作小説
■月光のラナンキュラス
【用語集】
《幻想世界・ヴェルド》
大きく五つに分かれた大陸で広大な大地と大小様々な島国を抱える世界。魔法、武術、芸術など得意分野を持った国が多く存在している。また人間だけでは無く、他種族も多く棲まう模様。
テオクラティア地方を中心として北東・南東・南西・北西にそれぞれ大陸が存在する。
物語は世界の中心テオクラティア地方を舞台に展開される。三人の女神が作り出したとされる三国で構成されている。長きに渡って人々を苦しめた【百年戦争】を終結させた英雄を女神と称した。それぞれ特殊な力――魔法を操る者。三人の女神の血を受け継いだもの達は国を立て直し、自らが王となって統治したのだった。しかし、普通に生活する庶民の中にも英雄と同じように魔法を使える者が存在することは確かである。

《三人の女神》
歌神アルディード、聖翼神フィーリ、慈悲神レイヴァスを指す。それぞれが国の名前となり、西にはアルディード帝国。東にはレイヴァス王国、北にはフィーリ王国がある。それぞれが古の時代に生きた女性達で【百年戦争】が終結するきっかけを作った英雄である。名前は実際違うが、人々に伝えられるに連れ名前も神格化されたと思われる。
《アルディード帝国》
古の時代においてはブルグナー王国と称しており、【百年戦争】を引き起こすきっかけを作ったと言い伝えられている。三国の中でも安定した政治や経済状況であり、その安定要素としては国が傭兵制度を推奨していることである。土地の多くに森が点在しており、21年前から魔物が多くなった。各地に聖泉と呼ばれる場所があり、其処の近くに街や村があることが多い。
《傭兵制度》
アルディード帝国が推奨しており、国の経済の殆どを支えている制度。15歳以上の男女が登録することを許可されており、その証としてそれぞれ身分証明の指輪が支給される。その登録実情としては国民の二割が登録されている。王城近くには仲介所【レクシスト】があり、そこに駐在する仲介人【レクサー】が交渉をバックアップしてくれる。報酬の2割を治めることが基本条件。交渉時には正装をしなくてはならない。(国に所属しているため)傭兵達の多くは三女神よりも剣神オルトリンデを崇めていることが多く、信仰に無関心な者が多い。
《レイヴァス王国》
古の時代、その名をセーヴェリング王国と称していた国。女神を生み出した戦いでは甚大な被害を被ったとされている
二十一年前に魔道士大虐殺が行われた。それまでは魔術は王のものだけではないという風に見られており、才能ある人々を正しい道へと導くための学校なども設置されていた。しかし、急に態度を変え、軍による虐殺を開始した。しかし、その年に内乱が起こり国王は倒され現在は反乱軍の主将であった宰相が政治をしている。もっとも情勢が不安定な国で他国との国交は一切無く、鎖国状態にある。
物語・一部では四大貴族の一つ、ブラントミュラー家の筆頭が政治を行っている。
《レイヴァス王国三(四)大貴族と王族の関係》
レイヴァス王国内は精霊の加護が強い土地とされている。精霊の力を四大貴族、王族に分けその均一化を行っている為にどこか崩れれば国の崩壊へと繋がってしまう。それぞれが支配しているのは炎・氷・雷・風・闇である。
《三(四)大貴族》
レイヴァス王国の有力貴族。当主は以下の通り。
・一部
【ブラントミュラー家】
ライナルト・ハンス・フォン・ブラントミュラー
【デーベライナー家】
ユーディト・エラ・フォン・デーベライナー
【エーレンフェルス家】
クラウス・ロルフ・フォン・エーレンフェルス
・二部
【ブラントミュラー家】
クレメンティア・ブランケンハイム(代理)
【デーベライナー家】
ユーディト・エラ・フォン・デーベライナー
【エーレンフェルス家】
クラウス・ロルフ・フォン・エーレンフェルス
【ドレッセル家】
イーナ・ヒルデ・フォン・ドレッセル
首座はブラントミュラー家であり、現在政治を行っているのは当主、ライナルトである。
各家には政治的役目を持っている。デーベライナー(政治)、エーレンフェルス(法律)、ブラントミュラー(軍事)となっているが魔道士大虐殺の際に取り潰されたドレッセル家がある。
《取り潰された名門家》
先に述べた三大貴族の他にあったのがドレッセル家。魔道士大虐殺に断固反対し、反乱組織ブリガンティアを発足した。特徴としては時間を操る能力があるという。三権分立を象徴する三家とは異質で魔道を司る一族。
《ブリガンティア》
レイヴァス王国における反乱を起こした魔道士の組織。デーベライナー家当主であるユーディトが従弟であるカイザーに命じて動かしている。主な活動は王国内における宰相の支持低下を促す情報を流したり、他国に現在の詳しい情報を流すこと。戦うことは最終手段としており、その際はユーディト自らが指揮を取ると宣言している。最近ではレイヴァス王子生存の噂を流したりしている。
《幻の国・アトラシア》
子ども達が当たり前のように親に聞かされる御伽話に出てくる名前。多くの神が住む場所とされ、満月の夜にしかその姿を現さないという。ヴェルドに舞い降りた三女神もその場所からやってきたとされている。
《フィーリ王国》
古の時代にクラルヴァイン王国と称していた国。現在は祖とする聖翼神フィーリの名の下に女性有権国家となっているがクラルヴァイン王国時代からその体制は続いている。レイヴァス王国の混乱によってアルディード帝国との交流が隔てられてしまっている。国には騎士団の在駐所があり、国内の平和を保っているが――。
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